山尾の会見
元公設秘書が在籍した期間を含めた2012年分のガソリン代が、前後の年と比べて突出していると主張した。主な質疑応答は次の通り。
- 山尾さんは議員になる前は検事だった。検事の目で見て、今回の問題は、クロかシロか。→山尾氏 軽々に言える問題ではない。しっかり弁護士と相談し、必要な法的措置があれば、取るようにしたい。
- 今回の問題を受けての進退は→山尾氏 しっかり事務所の体制を整え、専門家の意見を仰ぎ、精いっぱい国民の期待に応えられるように頑張りたい。
- 元秘書の在籍期間と合致していることだけが、(元秘書を疑う)根拠なのか。その元秘書とは連絡しているのか→山尾氏 その前後の年を見ても、支出の金額が特定の期間に突出している。ガソリンのプリペイドカードのレシート(の内容が)極めて不自然で、その(元秘書がいた)時期に限られている。秘書がやめてから、私は連絡をとったことがない。
- 当時、不自然なことに気づかなかったのか。監督責任をどう感じるか。このまま政調会長を続けるのか→山尾氏 当時は気付けなかった。監督不十分。しっかり体制を整え、専門家の声も聞きながらやっていく。国会議員、政調会長として精いっぱい頑張りたい
- 今回、1週間行った調査で、元秘書に、なぜ直接聞かなかったのか→山尾氏 弁護士に相談して、法的措置が生じる可能性がある。私が、当該の方と接触するのは好ましくないと助言受けた。事実関係(の調査)は、弁護士を通じてやる。
(日刊スポーツ[2016年4月7日0時34分])
当然この元公設秘書は訴えられるべきであるが、だからといって山尾の責任は免れない。この際、山尾は辞職するべきだ。なぜ報告書の段階でチェックできなかったのか。(無理だったのかもしれないが、あとで「騙されました」では済まない)。
そして甘利、安倍晋三を追及するべきだ。