ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

 今日は昨日とはうって変わってとても涼しい風が吹いていて、雲も厚くてお陽様も照らないのでとても快調。それじゃ散歩にいこうと家を出たのだけれど、中二日、家から出なかったから、歩けるのかなぁと心配だった。お天道さんが照っているともうそれだけで30数度に温度が跳ね上がるけれど、それがないってのは実に楽。
 入谷まで来るとなにやらザワザワしている雰囲気。あ!そうか、明日から入谷の朝顔市なんだと知る。今日は前日だから屋台を出すテキ屋の人たちがたむろっていて、歩道の車道側には彼らの道具が所狭しと広げられていて、歩行者が肩身が狭い。
 途中の鰻屋にお客の列ができていて驚いた。ここは昔は普通の街中の鰻屋さんだったのが、いつの頃からか、何だかチェーンの一店舗みたいになった。それでもほとんどお客が出入りするのを見たことがないくらいだった。それが店員が外に出て、並んでいるお客を整理している。どうしたんだろう?どこかでテレビにでも出たんだろうな。今の人たちはテレビに出たら、並ぶんだね。
 鶯谷から山手線に乗る。鶯谷は、山手線の中で最も乗降客が少ないといって有名だよ。だから勿論京浜東北線は停まらない。しかし、ここの素晴らしさは上野寄りの改札から入ろうとすると、ずらっと並んだJRの線路をまたいでいくところだろうな。ま、あんまり馴染みのない人から見ると、パチンコとラブホテルの街のように見えるんだろうなぁ。
 東京駅の八重洲南口から外へ出て、ブックセンターへいく。オーディオブックがここならどれほどあるんだろうと興味があった。6階の学習書のフロアーの一番奥に本棚一列を占めてある。丸善日本橋店に比べたら2倍以上の在庫だろう。それでもやっぱり古典中心だ。中には井上ひさし開高健立花隆なんかもある。
 井上ひさしの不忠臣蔵なんかぐらっときたんだよ。というのは朗読がなんと小沢昭一だ!しかし、このくらいのオーディオブックはほとんどが3,000円はくだらない。高嶺の花だ。本当に目が見えなくなったら、こんな値段のものしか手に入らないのかと思うと、今のうちに蔵書を自分で朗読しておこうかと思ってしまう。しかし、それだったらもう読まなくて良いんじゃないの?と思うわけだよねぇ。それでも今のうちにやっておくかなぁ。柄谷行人丸山眞男なんてのを読んでおけば良いか?あれだったら一回読んだだけじゃ理解できないもの。
 何もかわずに銀座に移動する。郵便局へ入って二カ所に送金する。伊東屋に入って参議院選挙投票用に油性フェルトペンを買う。投票所に置いてある鉛筆に予て疑問を持っている。なんで鉛筆なのか。すぐ消せてしまうじゃないの、鉛筆なんて。前にはボールペンで書いて事もあるが、今回はこの油性フェルトペンでくっきり書いてきようと思っている。
 教文館に入って、雑誌ばかり三冊購入。

考える人 2016年 08 月号

考える人 2016年 08 月号

 何だか表紙が軽薄な雰囲気になってしまっていけ好かない谷川俊太郎の北軽井沢ッてぇのがこれまたいけすかない。スノッビーな雰囲気がする。残念ながら私は谷川俊太郎のファンではないので、このインタビューについていくことができない。谷川ファンでなくてはわからないやりとりが出てきちゃうのは残念だ。
 谷川はこれまでに三度結婚。三度離婚。今風に云うとバツ三。岸田今日子の姉の岸田衿子(えりこ)、新劇女優の大久保知子、そして佐野洋子。ファンじゃないから、まったく知らなかった。谷川俊太郎といったら、鶴書房の「チャーリー・ブラウン」だったなぁ。あの時、既に谷川の名前を知ってはいたなぁ。当時足を突っ込んでいた、ある団体のリーダーが谷川と何らかの関係を持っていたのではなかったのだろうか。
 今度の号の巻頭の「圏外写真家」西本喜美子には全くの話、頭をガンッと殴られたようだった。これだけ、書店頭で立ち読みしてでも見ていただきたい。大層刺激になる。
「生きるための人文」は新潮社としてこんな事書いて大丈夫なの?と心配したりする。何しろ新潮社は安倍晋三一派だからね。
AERA7/11号

AERA7/11号

 滅多に買わないこんな週刊誌をなんで買ったのかといったら50年目のビートルズというほんの少しの特集があったからだ。多分これに惹かれて買った団塊の世代が何人かいるだろう。この特集の中で嬉しかったのは片岡義男が書いているLOUIS VAN DIJK の「plays lennon-maccartney」というアルバムの存在を知ったことだね。これは良いよ。もっとたくさんの曲を弾いておいてくれれば良かったのになぁ。カヴァーものではカントリーの歌手が何人もが彼らの曲を歌ったアルバム、「Come Together」だな。これは秀逸。
プレイズ・レノン=マッカートニー

プレイズ・レノン=マッカートニー

Come Together

Come Together

週刊金曜日 2016年 7/1 号[雑誌]

週刊金曜日 2016年 7/1 号[雑誌]

 先週の金曜日は練習に外に出ただけでこれを買っていなかった。
 君が代訴訟に勝って、根津さんが嬉しそうな顔で写真に写っていて、本当に嬉しかった。あの判決があって、根津さんはどうしておられるのかと気がかりだった。
 とうとう昼飯を食うチャンスを逸してしまい、帰ってきて近所のスーパーに入ったら明日で賞味期間が切れる「きしめん」が50円だったので、情けないような天麩羅を買っておやつ代わりに天麩羅きしめんを食べた。
8,413歩