ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 ここ一ヶ月以上本屋に足を踏み入れていない。ってんで、たまには本屋に行こうか、しかし、土曜日だぜ、私が本屋に行こうかといったら行く先ってのは銀座、教文館に決まってんです。どうせ本屋に行くんだったら八重洲ブックセンターやら日本橋丸善で良いんじゃないかといわれそうな気がするんだなぁ。なぜってあっちの方はほとんど「ない本はない」って位の本屋なんだからねぇ。
 今日も何冊か手にしなくちゃいけない本を教文館で見つけたんだけれど、どうせなら徹底的に欲しい本を見つけることができるそうした本屋に行けば良いかと思いながら教文館にいたんだけれど、いかん、いかん!教文館で本を買うにはそれなりの理由があるんだった、と思って見つかるだけはかったのだ。
 そうなると今度は行動が制限されるんだってことを忘れていた。もう、どこも寄りたくなくなるんだった。モンベルにも、IXILにもどこにも寄りたくなくなるのだ。で、どうしたと思う?三州屋銀座一丁目店に寄って、土曜日だからガラガラだからのんびりと海鮮丼を頬張ってきたのだ。フフフ。しかし、本当は天丼が食いたいのだ。

考える人 2017年 05 月号

考える人 2017年 05 月号

 一応休刊ということになっていますが、ま、実質終わりって奴です。私は週刊誌のくだらなさが許せなくて新潮社、文春なんてのを忌み嫌っていますが、新潮社の中でもこの雑誌だけは前々号までは支持しておったのです。しかし、前号で思いっきりがっかりしてしまってもう見放すことにしたのです。そうしたらなんとこの号で終わりだってんです。で、青山の山陽堂でなんでもイベントをやっているってんですが、今更ながら、「私はとっても好きだったんですよ」とこれ見よがしにいうのが嫌で、行くのは止めております。

追記

最終号だったから買ったのだけれど、結果論としては買わなくても良かったな、これじゃ。

kotoba (コトバ) 2017年春号

kotoba (コトバ) 2017年春号

 ところがいつもは敬遠してみないようにしているこの雑誌が店頭で手にしてみたらなんと「このノンフィクションが凄い!」と表紙に書いてあって、なんと、なんと!ジョン・クラカワーのインタビューが載っているのだよ!それで昨年出版された邦訳の本があることをおかげで知ったのです。ジョン・クラカワーの作品は全部日本語になってんだろうか。彼に気がついたのは映画「INTO THE WILD」からで、昨年はヤマケイ文庫を探し出して「空へ」を一気に読んだ。あの映画もテレビでだったか、見たんだ。あれから、テレビでエベレストが映ると、あ、あの辺がコルだな、なんてまるで山屋のおっさんのようなことを思ったりしたものだ(そういえばミラノのマルペンサ空港で如何にもかつてはぶりぶりいわせた山屋だったとおぼしき爺さんが、如何にも山屋でございの顔色と風体で成田行きに乗ってきたなぁ、多分モンテ・ビアンコ帰りか?)。それにしてもノンフィクション、の中に保阪正康が含まれていないのは如何なものか。
世界 2017年 05 月号 [雑誌]

世界 2017年 05 月号 [雑誌]

カラー版 - ダ・ヴィンチ絵画の謎 (中公新書)

カラー版 - ダ・ヴィンチ絵画の謎 (中公新書)

各本についての論評はいつか気が向いたらやります。
 それにしても、先日若い友人たちと呑んでいたらみんながバベルは楽しみだって言うんですよ。私はBoschだとかブリューゲルお父さんなんて絵はそんなに好きな人がいるとは思わなかったんだなぁ。驚いたよ。