ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

温泉と蕎麦

160824
涼しいのでよく眠れるわけで、昨夜は午後10時にはすでに寝てしまい、気がついたら午前3時半だった。そこで寝床から這い出して、ラジオを鳴らしながら日記を書いていた。午前6時半頃に目を一旦覚ました連れ合いはそのまままた布団に戻り、なんと8時まで寝た。多分9時間ほど寝たらしい。
いつものようにまず日帰り温泉に行って、遅めの昼飯を蕎麦で食い、タラタラと戻ってきて昼寝。夕方になって買い物に行くという典型的な一日。ここに来ると途端に歩かず、車での移動ばかり。お腹が減らない。
今日の日帰り温泉は長和町の「ふれあいの湯」。前にも二度くらいは来ている。入場料は500円。受付のそばに無料の貴重品入れがある。こちらは小さくてお財布くらいしか入らず、まさにゴルフ場にあった財布入れのようなもの。暗証番号を記憶させるもの。
お風呂の入り口には100円の有料貴重品入れがあって、これはサイドバッグぐらいは平気で入る。
ここの源泉はいわゆる鉱泉で温度は低い。その掛け流しが内湯のひとつになっている。つまりそれ以外は加温、もしくは高温湯を混ぜている、ということだ。湯舟はそれほど大きくなくて、内湯は8人ぐらい入ったら目のやり場に困るだろう。露天風呂は2 x 4mくらいの大きさ。景色はさほど開けているわけではない。もっとも周りは水田地帯だから見えてもなんちゅうこともない。景色という点では小諸のあぐりの湯や布引の湯にかなうところはほとんど見ない。八峯の湯だって、かなわない。
脱衣所に入ると、どこの方言かわからない言葉をしゃべる青年四人組がかしましい。しかし、中に入ると、幼い孫を連れたじいちゃんと黙って首まで浸かっている、やっぱりじいちゃんの二組、3人だけ。私を入れてじいちゃん3人と幼い子一人、つうわけだ。
ここには食堂もあって、貼ってある掲示を見ると、大広間にある電話から出前を頼むこともできるのだそうだ。
ここの名物はなんといっても木造のドーム。風呂から出てきて、このドームを見ながら水を飲み、血圧を測っていてもつれあいはなかなか出てこない。お風呂に入り始めてから一時間ほど経ってようやく出てくる。
さて、ここまできたら食べる蕎麦屋はもちろん立岩和紙の里。ここは紙漉きの体験もできるところで、丁度どこかの子どもたちが漉いたと思しき団扇を天日に干していた。うまい子もそうでない子もいて、それが面白い。
ここの蕎麦がなぜ美味しいのかというと、多分それが紙漉きと共通な条件、つまり水にあるんじゃないか。とにかくここの蕎麦はキリッと冷えている。さぞかしここの地下水は冷たいに違いない。そしてアスパラの天ぷらが美味い。これは塩で食べる。天つゆで食べるとアスパラの香りがわからなくなっちゃう。で、それだけでは物足りない。今日はゆっくりきたからなのか、かき揚げがないというので、天ぷら盛り合わせを頼んだ。エビ、ピーマン、かぼちゃ、茄子、そしてなんとオクラの天ぷら。
最後に長門牧場のソフトクリームを食べるのがいつものコース。このソフトクリームは多分ジャージー牛乳が原料なのではないだろうか。ちゃたまやのソフトクリームはコストパフォーマンスが高いのだけれど、このソフトは美味い。