私は少しでも斜度がある道にさしかかると極端に動きがのろくなるというくらいで、山登りなんて大っ嫌いだ。だから山登りには全く詳しくない。
しかし、エベレストに登るには何度も途中のキャンプまで上がっては登り、乱氷帯を苦労して行ったり来たりして、高地順応をするらしいということは知っている。その最中に著名なスイス人の登山家が滑落して死んだという。なんで行くのかねぇ、という疑問は解けないけれど、あれだけ毎年のように隊を組んで、商業登山に参加する人たちがいるんだから、よっぽど面白いのだろうか。ジョン・クラカワーのあの本を読んだら、もう恐ろしくて、そんな考えを持つ人の気持ちがわからない!と大きな声で言いたいのと同時に、「そうだろう、そうだろう」といいたい気持ちにならないわけでもない。だから、ヤマケイ文庫みたいな本が売れるんだろうなぁ。
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