ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

麻生発言

TBSラジオの「セッション22」が全文を書き起こしておりますので、ここにそれを転載させていただきます。そうでないと正確に理解ができないからです。

8月29日、自民党麻生派研修会での麻生氏の発言▼
 ぜひみなさん方に、やっぱり我々は少なくとも、日本という国に生まれ育って、ここまでそれぞれの人生を歩んでこられたんだと思いますが、どういう理由で政治家になろうと思われたんだかそれぞれ皆違うんだと思いますよ。みんな親父が死んでしゃー無いとかいう人もおられるだろうし、県会議員やってて補欠で空いちゃったから「やれやれ」て言われてやらされちゃったんだとか、そりゃもういろいろ動機は、いい動機も不純な動機も含めて、いろいろ皆さんおありなんだと思いますけども(笑)
 少なくともそりゃ動機は、私は問わない。問題は結果を出してもらわないかん。その結果が大事なんだ。いくら動機が正しくても、何百万人殺しちゃったヒットラーはやっぱりいくら動機が正しくてもだめなんですよ、それじゃ。結果をきちっとした国民に、確たる結果を残して、初めてその人がどんな人であろうとも、あるいは名政治家だったと言われる。人がいいだけでやれるような職業じゃないということぐらい、皆さん方もよーく分かっていると思う。
 我々も十分にそれを知った上で、我々は少なくともその地域から10万の票を頂いてみんな当選してきてんだから、その地域のことに関しては、それぞれみなさん方が責任を持って、「俺がみなさんの利益を代表して、みなさん方のために」と。それの合計がいわゆる議会制民主主義ってもののルールの原点ですから。その地域においての代表であり、宗教の代表であってみたり、組合の代表であってみたり、会社の代表なんらかの形の代表なんだろうとは思いますよ。
 しかし間違いなく、選ばれているその選挙区の代表者として、議院内閣制っていう制度のもとで、われわれは選ばれた人たちの中から総理大臣を選ぶという議院内閣制度で、われわれ大統領制度じゃないんだから。議院内閣制をとって今日ここまでやってきた。是非ともそういった意味でそれぞれ皆さん方、思っておられる方いろいろあるんだと思いますけども、その中にあってぜひ自分の地域だってなんでもかんでも自分一人でできるはずありませんから、そのところは、これは、といったときにはその所属している会派から、これは誰々先生のところ行くといいよと、あぁその話ならこのところの人にいったほうがいいよ、もっと話が早くつくよとか、そういったことをお互いに助け合える、それが政策集団というものを持っている強さです。
 一人だとそれが、全部が全部できるわけがありませんから。ぜひそういった意味でこの集団として、是非、志は一緒にしておいてもらいたい。ここは。私はただただやみくもに数を増やすつもりはありません。志が合わない人と一緒にいても所詮合わないから。いざという時になったら割れるんだ。そんなの意味がありません。だから普段から志を一緒にする、何らかの形で酒飲んだり飯食ったりいろいろ話をしてる、そういった中からいろんな仕事を助け合い、選挙で貸しをつくったり借りができたりいろいろしますよ。そういったものの中からしっかりした人間関係を作り上げて、いざというときになったらみんな一致団結して戦う、そのことだけはしっかり腹に収めて、この志公会という会をできた以上は、ぜひ皆さん方の力を合わせて、この志公会をさらにしっかりした団体に、さすが志公会といわれるようなものにしていきたいと、最後にお願い申し上げて・・・ちょうど時間となりました。

 ごく簡単におわかりになると思いますが、麻生太郎という人はこういう時もそうなんですが、論理的な話ができる人ではないのですね。全く無意識にヒトラーを持ち出していることがわかります。それくらい不用心な人間で、なんで指摘されるのか、彼自身はまったくピンときていないんだと思います。それが余計に問題が大きいわけです。こんな奴がこんな役をやっていたんですから。
 そして、「親父が死んでしゃー無い」とか「補欠で空いちゃったから「やれやれ」て言われてやらされちゃった」なんて議員がごく普通にいるということでもあります。そんな連中は選挙に出るな。世襲はお断りするべきです。利権の相続になっています。
 「俺がみなさんの利益を代表して、みなさん方のために」ってんですから、田中角栄となんも変わっちゃいませんねぇ。
 「いざというときになったらみんな一致団結して戦う」って、いったい誰と戦うっていうんですか!戦うな!こういうところ、全く不用心そのものでございます。