ほぼ足りてまだ欲 その先

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世襲

 内務官僚から戦後国会議員になった父親の元に産まれ、日比谷高校-東大経-通産官僚から国会議員になった町村信孝(70)は立派な「世襲議員」である。なんだかんだと上から目線が気に入らねぇ言動は世襲議員のほとんどがそうだけれど、よくよく考えたら上から目線でものを言う奴ばっかりが国会議員になっているわけよね。彼なんかはその典型で、そういう意味では麻生太郎にそっくりよ。随分前から町村信孝は体調が良くない様で入院を繰り返している。それでも就任した衆議院議長だったけれど、とうとう辞任するらしい。衆議院議長に就任するとなんか箔がつくって奴なんだろうか。
 上から目線といえば、これが不思議なもので区議会議員あたりでも見ているとよくわかるのはその手の連中はなんだかんだいっても、狡猾この上ない。昔からみんなそうだったといわれりゃそれだけの話なんだけれど、世間を知らなさすぎる。世の中のとらえ方がとても平板。単純。おまえに言われたくないという声が聞こえて来ちゃいそうだけれど。若い奴でもそれが臭う。隣の区の若者区議なんて、お手伝いにポチ袋配っちゃったりして平気で公職選挙法違反だけれど、知らない人と接する態度にそんなのが出ちゃう。彼らがいっている、なんで立候補するのかといういわゆる公約を見ると、本気が感じられない。議員になって何をしたいと思っているのか、が伝わらない。
 なんでそうじゃない人たち、つまり私たちにとって本当にそういう人たちが面倒を見てくれると嬉しいのにねぇ、と思う様な人が議員として立候補してくれないのかと思うけれど、そんな連中と一緒くたに見られたくないからじゃないのかなぁ。
 志なんてどうでも良くて、そういうポジションについて重要人物としてみられる立場になりたいと思っている、そんな単純な動機の人間と一緒くたにされたくない!という気持ちじゃないのかなぁ。
 だから、都知事選に宇都宮健児が立候補した時には思わず「ありがとうございます」といってしまった。そういう議員候補がなかなか見当たらない。