北朝鮮がガンガンミサイルとおぼしきロケットを太平洋に打ち込んでおりますが、米帝を倒せと盛んに煽っております。歴史を振り返らなければわからない、彼らのアメリカに対する恨み辛みというのはいったい何なんですかね？おまえらを殲滅してやるという強い動機はなんですかね。朝鮮半島全土の共産化を阻止することに至ったアメリカという国が恨めしい、ということですか？しかし、事ここに至ったらもはや恨むというよりも諦観に至るのが普通だと思いますが、これが良くわからない。
翻って日本はかつて朝鮮半島を植民地化していたわけで、その当時に痛めつけられ、搾取されまくっていたわけだから今でも恨みを持っているのはわからんでもない。
しかし、北朝鮮の攻撃目標はどう考えても韓国・日本よりもアメリカ帝国に向かっております。
どう考えても、とにかく敵を作って、あいつらが俺たちを攻めてくるぞ！総員防衛に専念だ、日頃の生活を考えるのはそれからだ！と煽っているだけでございます。そしてわが国もまた同様で、北朝鮮がミサイルを撃ち込んでくるぞ！断じてゆるさんぞ、武器を買ってこよう、軍隊を持とう、徴兵だ！とエスカレートするだろうというわけです。
そんな隙に、自分たちが国、自治体の金を巧い具合に自分たちの懐に取り込む算段をうやむやにしちゃえと国会を解散する。
しかし、何が哀しいって、そんな政治家ならぬ「選挙屋」の目論見にあっけらかんと乗っかっちゃうってのがこの国の選挙民なんだから、哀しいやら、情けないやら。自分たちの力で獲得したわけではない安定はやっぱりそう簡単に身につかないってことなんだろうなぁ。政治家が自分の懐しか考えてないんだから、国民も自分の懐しか考えていないのは当然で、だから自民党+公明党支持なんだろうねぇ。あいつらに任せておけば自分も儲かると誤解してんだからね。
佐川某が国税庁長官なんだから、これも致し方ないってのか、と思うと無性に腹が立つ。
これまでどころか、これから先、沖縄を筆頭にこれだけ無条件になにをやられても文句が言えない占領が続いている日本がアメリカ帝国に文句ひとついうことなく、唯々諾々とお金を貢ぎ続けている方が不思議じゃないのかな。ある意味、準アメリカ帝国化しているわけで、どうやら日本人というのは国民国家の構築よりも、奴隷国家の奴隷としての存在を希求しているかのように思えるんだよなぁ。要するに国民総マゾヒストってことかな？
北朝鮮がもう独裁軍国国家はやめまぁ〜す！宣言しちゃったら、困るのは安倍晋三とアメリカ帝国ってことだよね？
