ほぼ足りてまだ欲 その先

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たけし

 ここでいう「たけし」はビート・タケシです。
 昨日テレビを見ていたら、浅草時代の話をかなりしていた。師匠がいたんだって。で、その先、彼が「戦場のメリークリスマス」に出ていたことは知っている。デヴィッド・ボウイにむかって「Merry Christmas, Mr. Laurence!」という。あれだ。
 で、タケシが映画館で見ていたら、タケシが登場するや、場内に苦笑が走ったんだそうだ。「笑われる」芸人じゃダメだ、「笑わせる」芸人になれとその師匠が言っていたんだそうだ。その時に、登場するだけで笑われたんじゃダメだ、と思ってそれから悪役の映画を作ったんだという。
 わたしはもともと「ツー・ビート」の頃からタケシが嫌いで、今でも「大物」扱いされているのが鼻持ちならない。お笑い芸人や、歌い手が大物扱いされるようになり、本人がその気になっているぐらいイヤなものはない。
 だから、ほとんど彼のテレビは見ないんだけれど、ここのくだりは「へぇ〜」と思って見直した。あとはいつもの感覚。だからって、あんなにヴァイオレンス盛りだくさん映画を見たいとは思わない。