今日は何しろビックカメラに行くのが目的。それでも出来るだけ金をかけずに行くので、都営地下鉄を宝町で降りる。一番日本橋寄りにある無人改札口を出るとすぐにエレベーターがある。その先にエスカレーターがあるんだけれど、それは乗り継がなくてはならない。だから、若い人たちもエレベーターに並ぶ。8人ほど乗れるのだけれど、最近の若い人は、奥へ入らないで、出来るだけ最初に降りられるようにと入り口付近をブロックする傾向にある。だからわざわざ「ごめんなさいね」といいながら奥に入っていき、降りる時も一番最後に降りるようにしている。なんせこっちは(持ち時間は少ないけれど)急いじゃいないからね。しかし、エレベーターで降りると、向こう側に渡るのは遠回りをしなくちゃならなくて、結構厄介なのである。信号のところまで来ると中国系とおぼしきふたりがスーツケースを転がしながら階段で駅に降りようとしている。「向こうにエレベーターがありますよ」と日本語で言ったら通じた。日本人だったのかな?
銀座一丁目の三州屋に行ってみると、まだ内装工事中の様子で、厨房に人が入っている。しょうがないと二丁目の店に行ってみると、ガラガラと表の曇りガラス戸を開けたら、中はお爺さんお婆さんで満席で、空席待ちの人たちが4-5人いた。いったいどうしたことだろう。
しょうがないから有楽町駅ガード下の「はないち」へまた行く。ここもやっぱり冷たい蕎麦の茹で具合が硬くて旨くない。東京中の立ち食い蕎麦屋が昔からこんなだっただろうか。何か良くない風潮が蔓延しているのではないか。
丁度「はないち」の真ん前の通りに右翼が大音響でがなり立てている。マリオンの前にも右翼はいたけれど、どうしてあいつらのスピーカーはあんなにウルサいのか。明日は東京大空襲の日だというのに、なんで右翼がでっかい面しているのか。アメリカに抗議デモしているんだろうか。その横では誰だか全くわからない集団が「東北を支える」とかいって献金をつのっている。誰だかわからない連中でも日本人は献金するらしい。みんな自分の懐に持っていかれてもわからない。人が良いのかなぁ。
数寄屋橋の交差点横から日比谷線に入ろうかと思ったんだけれど、(入谷で降りてパンを買うから)あ、入谷では一番前のエレベーターがあるなと、四丁目の交差点から入ろうと思い直した。これがいけなかった。あそこまで行くとどうしても教文館に入ってしまうことになる。二階に上がって、先日手を伸ばしたけれど、断念した二冊の本だけでなく、他にも抱え込み月刊誌と共に購入に及ぶ。またこんなところで金を遣ってしまった。どんどん減るばかりで先が心配だ。
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入谷の駅で降りると、エレベーターに何人か乗った後、乳母車のお母さんが来た。これじゃ乗れないなと思ったので、私は降りて乳母車に譲る。乳母車じゃエスカレーターには乗れないが、私はエスカレーターでも大丈夫。しかし、ここでは問題がひとつ。エスカレーターはあるんだけれど、途中から階段になってしまうのだ。東京の地下鉄の駅にはこれがあちこちにあって、多くのストレンジャーが騙されてしまう。で、あがってきたら、スーツケースをえっちらおっちら運び上げている白人の爺さんがいる。上で追いついたので「なんだここにエレベーターがあったのに!」といってあげたらそのパートナーとおぼしきお婆さんが次回はそれに乗ろうという。ところでどこを探しているの?と聞いたら、前にも来たことがあるんだけれど、あがってきたら、どこにいるのか、見当がつかなくて、という。あ、なんだ、それは良くある。
パン屋に寄ったら、バタールは既に払底していて、まるで細くて短くなってしまったバゲットしかない。しょうがないから変わり食パンを半分買った。
近くのスーパーマーケットでJohnsonvilleのoriginal smokedを550円で売っていた。嬉しかったなぁ。普通だったら700円ぐらいする。昔食べて美味しかったのだけれど、これはかなり食べ応えがある。