ほぼ足りてまだ欲 その先

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あんパン

f:id:nsw2072:20190405004334j:plain:w300:left 昨日は「あんパンの日」でございました。ほとんど人々の言葉の端に乗りませんでしたねぇ。甚だ残念です。明治天皇にあんパンが献上された日だそうですぜ。

 そもそも(あんパンにそもそもは大げさです)パンにあんこを入れるという暴挙を思いついたのは、銀座木村屋だということでございますが、木村「総」本店というんだそうです。木村屋の全ての元締めって奴ですね。「元祖総本舗」みたいなものですか。銀座の山野楽器と和光に挟まれたお店の前に通りかかると、いつでもワンワンと人が出入りをしておりまして、とてもじゃないが、入る気力が湧きませぬ。外から窺いますると、店員さんの方もワンワンとたくさんおられ、なんだかあんパンも様々な種類があるようでございますな。ところが実を云うと、もう20年以上お店に足を踏み入れたことがございませぬ。
 さてそのあんパンですが、創業者の木村安兵衛と次男の方の発案だてぇことになってございます。この安兵衛さんと奥さんのぶんさんの銅像台東区東浅草2-12-13の東禅寺に鎮座ましましておられます。何しろあんまりポピュラーな場所にあるわけではございませんので、滅多に来られる方もなく、前の道を通りますると、一瞬ギョッと致します。え!これって誰?となります。どうやらこちらが菩提寺なんですね。

 で、この店から派生した木村屋さんというのはどうやら各地にあるようでございまして、だからこそ銀座のお店が銀座木村屋総本店としてある所以でございましょう。で、私の気に入りの木村屋はってぇと築地にございます、築地・木村屋でございます。こちらのお店は奥にテーブルもあってこちらで買ったパンをそのまま食べることも出来るようになってございます。で、そのパンの種類ですが、いやはや、驚くほどの種類があって、これはもう全部をチェックするのは無理ってもんでございます。しかしながら残念なことにこちら日曜日はもちろんお休みでしてねぇ、私が築地に足を運ぶときのほとんどが日曜日ですので、なかなかお店に立ち寄れません。ですから、平日に通りかかる時があると、必ず購入に及びます。昨日は「桜あんパン」がひとつだけ残っておりましたので、「漉し餡パン」と共に入手いたしました。実は桜あんパンは初めてです。しょっぱいさくらの花と、求肥が入ってございます!あぁ、良い匂い。秋には栗の甘露煮が一個コロッと入ったあんパンもございます。

 かつては外国人は甘くてネチャネチャした餡子が気持ち悪いといっていた人が多かったのですが、昨今の風潮では決してそうではありますまい。諸君!次に流行るべきは「あんパン」ですぞ!え?もう充分そうなの?

 昨日会員之証を戴きました。思わず「お、嬉しいな!」(実は買い物をすると皆さんもらえます。)