ほぼ足りてまだ欲 その先

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落語

 私は桂文珍という関西の噺家が嫌いで、目についたらすぐに避けて歩いてきた。嫌いな噺家というのは他にも何人かいるんだけれど、別に彼らについては敢えて「嫌いだ」と取り上げる気はしない。それでいながら、文珍が嫌いだと敢えてここで表明するのは、彼が枕で高齢者、すなわち年寄りが寄る年波で不自由になるところを敢えて取り上げて笑いのネタにすることが良くあったからだ。関西の噺家の中で、多分彼は噺がうまいと云われていて、ひょっとするとあの米朝を超える存在になるかも知れないと思われているのかも知れないが、こんなネタで枕を振って、平然としていたことが特に傲慢さを感じさせて嫌だった。芸人だったらどんなことをいっても良いのかよ、えっ!?と叱責してやりたい。

 若手社会学研究者だとしてテレビに出てきて傲慢面をして平気の平左な古市憲寿が「エスカレーターは歩いたりかけたりしないで下さい」っていっている鉄道会社に対して反論している。

  • 鉄道各社がエスカレーターを歩かないよう呼びかけていることに「禁止する意味がわからない」と言及した。古市氏は「世界の大都市で当たり前の、片側では止まって、片側では歩くという習慣を日本だけがやめたいということ??」
  • ゆっくり生きていきたいひとを無理に急かすのは違う同じように、生き急ぎたいひとを他人が止めるのも違うと思う。安全のためとか、そんな美辞麗句で棲み分けを否定する考え方は嫌い。まあ、今になって出てくるということは高齢化が背景にあるんだろうね

 もちろんそういうことだよ。エスカレーターをどんどん駆け上がり、駆け下りるという行為がどれほど他の人たちに脅威を与えているか、という単純なことも想像できない。元気な時はそんなことこれっぱかりも考えないわけさ。つまり、こいつを新進気鋭の社会学者だなんて取り上げるマスコミ(この記事はスポーツ報知7/23(火) 11:13配信)が悪い。こいつも頭悪い社会学者だこと。宮台真二の爪の垢でも煎じて飲め。上野千鶴子はロクなことを教えてねぇんだな。