床屋といっても、私が行っているのは、1,100円の床屋。しかし、その床屋へ行く前に、昼飯をどこかで食べようと思って、わざわざ家で食べずに出た。さて、どこで食べようかと考えるんだけれど、外で食べるのに、私が持っている選択肢というのはそんなに多くないわけ。ここのところしばらく行っていないから、京橋まで出て、三州屋銀座一丁目店かなぁ、それとも、三越前で外に出て、寿々木のカツ丼かなぁと思いながら駅まで来る。ICカード160円ちょっとでいける限界は京橋だからと、三州屋にした。
午後1時20分くらいだった。入ってすぐのテーブルが開いていたのでそこは座る。丁度おばさんがその辺にいたんで、大きく口を開けて「海鮮丼」と言った。「はぁい」といいながら奥へ行ったおばさんは厨房の前で「刺身いっちょぉぉ」と言った。あれあれと思っていたら、これまで見たことのないお姐さんが「海鮮丼でしょ?そうですよね」と途中から私の方を見ながらいった。私はウンウンと頷いて事なきを得る。ところがお茶、醤油皿、漬け物、箸がきて、さっそく海鮮丼がトンと置かれたんだが、ナメコみそ汁がいっかなこない。しょうがない、「すみませぇぇん」と声を上げ、小さな声だけれど大きく口を開けて、「お・わ・ん」といった。蓋が乗ってやってきた。だから、今日の写真にはお椀が写っていない。あっつあつのなめこ汁は好きなんだけれど、爺さんが口からヌルッとつなげていたら汚いなぁと思われるだろうからと、結構気を遣うのだ。
アップルに寄ると、外に人の列ができている。そりゃなんの列なんだろうと、お姐さんに聴くと、iPhone-11とアップル・ウォッチを買う人の列だそうだ。まだそんなに人が押し寄せているのか。返す返すも、20日の11の売り出し前に行って、iPhone-7を買っておけば良かった。今のガラケーの番号をそのまま持って他のキャリアーに切り替えて、なおかつスマホに乗り換えるのはなんだか難しいらしくて、どうもドコモの予約番号をとっておかなきゃならない、なんて書き込みもある。こんな面倒なのかと思うと、自分のものだけではなくて、つれあいのガラケー電話をスマホにするのも結構面倒くさい。ドコモに入って聴こうかと思ったら、こちらも長蛇の列だ。要するに増税前の駆け込みなんだろうか。増税なってすんなよ!この不景気なのに。どう見たって、好景気なんかじゃないだろうよ。
Coyote No.68 特集:山は王国 SWISS ALPS FOR BEGINNERS
- 作者: ガストン・レビュファ,山野井泰史,ハインリヒ・ハラー,ウーリー・ステック,辰野勇
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ちょっと前から気になっていた本で、著者が必ずしもキリスト教徒ではないところが気になるのだけれど〔そういう場合概ねネタとしてキリスト教を語る手合いが多くて閉口する)、場所が場所だし、ちらっとまえがきを読んだら、フランダースの犬のネロは最後の審判を下されたわけでもないのに、どうして天国に行くと書けるんだ、というくだりに気を引かれたことでもある。ひょっとするとここは死人に鞭を打ってはいけない日本文化がそうしているんじゃないか、という気がしないでもないけどね。もっとも極楽浄土にいった人がどうしてお盆に帰ってくるんだとも書いていて、こりゃ研究者としても面白い人かも知れないと思ってしまった。さて、どうでしょう。
- 作者: 市川安紀
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冗談音楽の怪人・三木鶏郎 :ラジオとCMソングの戦後史 (新潮選書)
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帰りのバスに乗った50代の夫婦とおぼしき二人連れが最初っから最後までスマホでゲームをそれぞれやっているのを見ていたら、スマホなんて高いおもちゃだなぁと再認識した。