ほぼ足りてまだ欲 その先

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見る目

f:id:nsw2072:20191129040136j:plain:w360:left 私は芸術作品を見る目がないので、少なくとも抽象的なアートは全くの話、どうひっくり返しても理解ができない。例えば、黄金分割のキャンバスを二分の一に塗り分け、その残りは四分の一に塗り分け、その残りを八分の一に塗り分け・・・と塗り分け続けた絵画をどうやって鑑賞すれば良いのか、なにを良いと思えば良いのか、わからない。わからないから、そのまま放り出す。美術館でそういう作品に遭遇した時は、一応見るんだけれど、なにもこころに抱えずに立ち去る。印象にも残らない。インキュベーターはなにをそこに見いだしているのかが全くわからない。しかし、名にし負う超有名美術館に飾ってあるんだから、何かあるはずなのにね。乗り遅れ感が漂うけれど、なんのインプレッションも持たないんだからしょうがないじゃん。
 それと同じくらい、切り取った画面が印象深ければ、私は感銘を受けてしまう。つまりものの見方が写真になっているのかも知れない。写真では表せないのが抽象画、なんじゃないのかな。だから、眼を切り替えなくちゃならないんだろうなぁ。