昨日の東京都知事選挙の結果
有権者総数は10,685,343人。
投票率:46.14%(前回62.60%)予想通り半分も投票に行かない。
これでは間接民主主義国家の首都とはとても思えない。半分の人間がいずれの理由にしろこの首都の仕組みに参画していない、もしくは参画する気がない。「選挙に行って白票を投じても良いのか?」と聞く30代だっているくらいだからよほどこの国の教育制度が未熟だってことが良くわかる。これだけネットが普及している世の中にあってすべての候補者が何をいっているのかがわからないというのは不勉強そのものでしかない。何が問題で誰がこの首都をどこへ持っていこうとしているのかがわからないというのであれば、よらしむべし、知らしむべからずがまさに有効に働いているのかが証明されているとしかいいようがない。
- 舛添の得票数:2,112,979.000人で全有権者の19.77% つまり全有権者の五分の一が支持。
- 細川の得票数956,063人と宇都宮の得票数982,594.767人を足すと1,938,657.767人となって全有権者の18.14%
- 田母神の得票数:610,865人で全有権者の5.72%
- 舛添と田母神の得票数を足すと2,723,844人となって全有権者の25.49%となる。
過激な判断をするとこの国が戦争に向かう全体主義の国家になることを望んでいる人が全体の四分の一になるといっても良いのだろうか。また、その人たちは原発を動かしていくべきだといっていることになる。これが全体のマイノリティーだというべきなのか、はたまた有意な割合だと見るべきなのか。これで少なくともアベシンゾーの暴走は力を得たことになるのだろう。
バカな老人共と、考えない若者たちのやりたい放題国家へ舵が切られたのだろうか。