先週8日に帰国以来、翌日から咳が出始め、その咳がかなり重症で、もう腹筋がいたくなるほどの咳で、どうしたものかと思っているうちに、どんどんCOVID-19のニュースが入ってきた。聴けば聴くほど、この症状がそのウィルス発症じゃないかと気が気じゃない。薬箱を見たら一年前にかかりつけの医者から出して貰った咳止め、痰止めの二種類の薬があったので、それを服用。大分楽になってきた。その間、気になったので、ずっと体温を暇さえあれば測り続けたものの、昨日の午前中に37℃をわずかに超えたくらいで、あとは一貫して36℃台。ようやく月曜日になったので、朝一番で最寄りの保健所に電話する。すると「新型ウィルス」といっただけで、「それはこの電話番号にかけて下さい」といわれた。それはどこなのかといったら、区内の中心的保健所のことだった。電話をすると、結局テレビで言っていることと全く変わりがない。すなわち、咳が続いていようと、熱が37.5℃以上になっていないのであれば、通常の「風邪」と変わらない扱いでしかない。つまりかかりつけの医者に普通にいって普通に診察を受けろ、という。「それでもし結果的に新型ウィルスだとなったらどうするのか」といっても、現時点ではそれしか、なんの方法もないという。
ということは、このウィルスがどんどん蔓延しても仕方がない、という状況だということになる。テレビでは今日にも指針が発表されるといっているけれど、どうせ画期的なことは行われないだろう。薬はあと二日分ほどあるから、様子を見るしかない。下手に外出して、拡散しては困る。
