ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

あ、そうか!

 アメリカ合州国第32代大統領Franklin Delano Rooseveltは、アメリカの大統領としては唯一4期にわたって大統領だった。もっとも4期目の就任式を終えて3ヶ月で急逝した。どうもおかしいおかしいとは思っていたんだ。なにしろ世界恐慌から脱出するためのニューディール政策が彼の政策だと聞いていたのに、第二次世界大戦中も彼が大統領だったわけで、やけに長いなぁと不思議だった。
 今は、その後1951年に憲法が改正されたので、2期までしか大統領を務めることができないわけだけれど、それまでは別段決まっていたわけではなくて、初代のジョージ・ワシントン大統領が3選を辞退したことから、そういうことに慣例としてなっていただけだったんだそうだ。それもまた面白い。
 フランクリン・ルーズベルトが急逝して、その時の副大統領だったHarry S. Trumanが大統領になった。このおっさんのミドル・ネームなんだけれど、どれをみても「S」としか書かれていない。なというミドル・ネームの頭文字なのだろう。どうもはっきりしないんだけれど、ネットに書かれているものを見ると、「いや、実はどれっちゅうことないんだよな、はっきりしていないんだよ、祖父のミドル・ネームががひとりは「Shipp」でもうひとりが「Solomon」だったんでねぇ」と本人がいってんだね。だけれど、洗礼を受けているんだったら教会に聞いたらわかりそうなもんだ。なんちゅう中途半端な話だろうか。彼は二期目の選挙で共和党候補トマス・E・デューイの追撃を受け、もうダメだ、という下馬評だったのに、逆転で勝った。ダグラス・マッカーサーを解任したのは、トルーマンなんだよね。