ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

Final

全豪オープンテニスの男子決勝はスペインのRafael Nadal Parera対ロシアのDaniil Medvedevだった。
最初の二セットをメドベージェフが取り、次の二セットをナダルが取り返して、ファイナルセットに突入。
私がテレビを見たのは、ファイナルセットのナダルリードの5-4位だったろうか。
時間はもう既に現地では午前0時を超えていた。
豪州は夏だからサマータイムになっており、日本の2時間先をいっていた。
たぶん、Victoriaもそうだろう。
試合が終わった時は、現地はもう午前1時を過ぎていた。
試合時間はなんと5時間25分であった。

会場は全員がナダルのファンと化していた。
メドベージェフが試合のあとの挨拶で、「大きな試合でコートに入ったら、僕に勝ってほしい人なんて誰もいない」といったくらいである。
メドベージェフは25歳、ナダルは10歳上である。
試合後の大会会長やら何さんやら、スポンサーの起亜自動車・豪州社長の挨拶なんかの間、とうとうナダルは床に座り込んだくらい二人は疲れ切っていた。

若いこれからますます強くなるだろうメドベージェフは、〔こういっちゃなんだけれど〕痩せていて、お世辞にも格好良いとは云えないようなダサいウェアを着たプレイヤーで、見るからにロシア臭くて、好きになれない雰囲気満々だった。それに引き換えグランドスラム21勝目をあげたナダルは紫色のTシャツに着替えていて、もちろん見慣れた風情で、思わず応援してしまう。
あぁ、なんともいい加減なテレビ観戦爺さんでメドベージェフ君に申し訳のうございます。
君にはまだまだ時間がある。