蔓延防止なんたらかんたらを21日で終わりにするといっている。事態は大きく改善したんだろうか。全く否である。にもかかわらず、何にも規制なんてしないぜ、ということなんだそうだから、こっからさきはひとりひとりの自己責任（出た！自公維政権得意の自己責任！）だということになるんだろうか。それはちょっと無責任に過ぎるような気がするね。尾身茂は相変わらず専門家なんだか、その辺の銭湯か、居酒屋でブツブツ言っている爺さんみたいなコメントを呟いているようだが、全然信頼性に欠けている。
小池･緑の狸･百合子は会見でTBSの中村記者に「まん延防止前の1月20日（木曜日）の病床使用率が28.9％で、都基準の重症病床率が1.8％でした。で、昨日の病床使用率が36.5で、重症病床が9.6％でした。それでも解除なのかと聞かれて「基本的に国が示す重点措置終了の考え方に基づく指標を全て満たしております。ということから、重点措置の延長する条件にはないと考えたところであります。」と答えている。つまり、私は知らないわよ、国がこれで良いってんだから良いんじゃないの？というわけである。
なぁんも良くなっていない。あとは自己責任だ。
今日医者の行き帰りに街を歩いて不思議に思ったことがある。近所の、新築されてからほぼ一度もまともに運営されたことがないホテルの入り口に何本もの幟が立っていて、「無料PCR検査」と書いてある。アーケードを歩いたら、二箇所の短期賃貸し店舗スペースにやはり「無料PCR検査」という表示が出ている。公的機関の名前や役所の名前が書いてない。ウェブサイトを探すと、「厚生労働省承認診断薬を使用し、衛生検査所機関で検査を行います。”オミクロン株にも対応”の唾液によるPCR検査です。検査結果はメールにて通知致します。」と書いてある。どんな機関がなにに基づいて実施しているのかがわからない。あれだけPCR検査では偽陽性の率が高くて信頼が置けないといっていた国が今更こんなにあちこちでPCR検査を実施する？それに、陽性だと判明する可能性のある人だって来るわけで、それをアーケードで全くフリーに人が出入りする状況で実施するのか？
