NHK「世界のドキュメント・ヒトラーユーゲント ナチス青少年団の全貌（原題：HITLER YOUTH The Nazi Child Army ZEDフランス 2017年制作。再再再々放送
前編と後編
昨日と今日で放送がありましたね。いや、びっくりしたのはヒトラーユーゲントってのは終わりの頃には義務化されて当該年代の少年たちの98％が組み入れられていたというんです。カルトの典型、ナチスのこども部隊、当時の子どもたちのインタビューが中心になっている。あの制服はどこかで見たような気がしていたんだけれど、やっぱりイギリス発祥の「ボーイ・スカウト」がお手本だったらしい。もっともボーイスカウトもscoutという言葉自体が表しているように、はじまりはそれに近い。ベーデン・パウエルというおじさんがブランシー・アイランドで始めたキャンプが始まり。
考えてみるとボーイスカウトも国旗掲揚から始まるのが集会のルールであるところから考えると、そっち系。入りやすく離れやすいという観点からいうと、離れにくいところはカルトの条件の一つを満たしてもいるといえるかもね。
ヒトラー・ユーゲントにとってはアドルフ・ヒトラーは「神」だったといっているのを聞いていると、天皇が神だったあの時代の日本は非常に近い、というか二重写しである。
