寝ても覚めても、PanasonicのLumix GH6というマイクロフォーサーズマウントのハイエンドだといわれているカメラをほしいなぁ、ほしいなぁ、早く安くならないかなぁと指を咥えてみていた。
一年前に売り出されたばかりの頃は25万円強だったのが、最近では23万円を切っている。それでもこんなにする。
今一番日本のカメラで話題だったのは、NIKONのZ9というフルサイズのミラーレスカメラで、2年前に売り出された時は70万円といわれていた。それは今では61万円になっている。これなんかは全然手が届かないから、話にもなんにもならない。
昔付き合いがあった友達は現役だった時に高給取りだったから、多分入手しているだろう。彼はアマチュアとはいえ、自分の写真を有料で売るということもやっているらしいから、ハイエンドもハイエンド、ウルトラ・ハイ・エンドとでもいえるような機材を駆使していると云っていたことがある。当時、一番高いカメラはいくらするの?と尋ねると、平然と「60万円」と答えたので度肝を抜かれた。
で、そのGH6だけれど、カメラ屋の店頭で見たら、結構でかい。そりゃ最新ハイ・エンドだから、有効画素数も2652万画素といわれている。でも、5年前の機種、G9だって2177万画素はある。良くわからないんだけれど、そりゃ画素数が大きいほうが性能が高いと思ってもあながち間違っちゃいないんじゃないかと乱暴な解釈をする。
G9だったら今GH6の半額だ。
こっちで良いんじゃないの?
別に自分の写真を誰かに売るつもりなんてないんだから。
と思ったら、「じゃ、今のままでも良いんじゃないの?」という声が後ろの方から聞こえてきたので、ポチッとする手を止めた。
多分、宝くじが当たるまで、私は新しいカメラを買うことはないだろう。