ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

涼しい

 台風様のおかげで、随分と涼しくなった。
それでもぐるぐるっと買い物を兼ねた散歩をしてくると、やっぱり汗をかくものだから、シャワーを浴びる事になる。
そうすると寝る前にはもう風呂に入る気にはならない。
それでもやっぱり風呂は立てる。
家人のためにである。

よく人は、ひとり者の人に「歳をとってから寂しくなるよ」なんていったものだった。
しかし、今では独り者でいるなんて珍しくなんかない。
それによく考えてみると、必ずペアだってどちらかが先になくなって、残ったほうだってその先は独り者である。
残らなかった方はもうその先わかりゃしないんだからどうでもいいけれど。
ということは先になくなったやつの勝ち、ってことだろうか。
あ、勝ちも負けもないか。
もちろん残された方はそれまでの連帯感というか、単なる習慣かもしれないが、孤立感にさいなまれるのだろうか。
それをどう過ごすのか、というのは結局いわゆる「独り者」のひとと同じ結果ではないのか。
なんだ、みんなおんなじことになるのである。はは、のんきだね。

 通りを歩いていたら向こうから、典型的なモルモンのミショナリーの格好(つまり、上は白いワイシャツ、下は黒いズボン、胸に黒い名札)をした西洋人二人が歩いてきて、なんだかとても懐かしい気がした。
するとその二人が私の方へ向かって来る。やや、こりゃ「英語の勉強しませんか?」と誘われるのかと思ったら、「図書館はどこですか?」と聞く。私は図書館へ行くところだったから、一緒に行こう、ということになった。どこから来たの?と聞いたらひとりはUtahといい、もうひとりはFloridaだという。モルモンの大本山はUtahのSalt Lake CityだからUtah出身はごくごく普通だけれど、Floridaにもモルモンがいると知って驚いた。それにしてもあの格好は今や不自然に見える。そういえば「Book of Mormon」というブロードウェー・ミュージカルを見たことがあるよといったら結構がっかりした様子で、あちこち現実とは違っていますよ、といっていた。そりゃそうだろう。ウガンダであんな事は起きないもの。

 2018年以降、モルモンはモルモンと呼ぶな、The Church of Jesus Christ of Latter-day Saints(LDS)日本語では「末日聖徒イエス・キリスト教会」と呼ぶようにとしているそうだ。なんでだろう?
 彼らはキリスト教の一派だといっているけれど、本来的キリスト教とは相容れないだろう。なぜって、イエス・キリストは復活してからアメリカにも来たんだというんだぜ。

 そういえば、ミュージカル「Book of Mormon」のサウンド・トラックのCDを持っていたような気がするなぁ。


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