ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

秋を見に行く


ふと気がつくと六義園の年間パスポートが来月中頃で切れる。実際の話、あと二週間である。
こりゃちょっともったいないな、と思ったので、散歩ついでに入ってみた。
ここだったら都バス二路線乗り継ぎで行くことができる。小窓を開けて換気万全。

この時期はなぁんにもない。花も咲いてないし、紅葉だって大したことはないし、水鳥だってほんの少ししきゃ来ていない。
その代わりに、人は少ないだろうという目論見だった。
しかし、入り口に来てみると、閑散というわけでもなかった。
たぶん恒常的に人が来るんだろう。
それでも、外周をポツポツと歩いていると、すれ違う人も数えるほどで、マスクを外してフィトンチッドを思いっきり吸い込む。
こうして歩いていると、空腹を覚えることがないのが不思議だ。
森閑とした木立の中を歩くのはなかなかチャンスはない。
ますます、新宿や葛西や日比谷公園の樹木を切り倒す小池百合子を許しちゃいかんと思う。
木立の中にぽつんとあるベンチに高齢の二人連れが座っていたのに、なんと二人がふたりともスマホに見入っている。
これは夫婦者に違いない。
じゃなければ、スマホなんてどうでもいい。
そういえば、こういう回遊式庭園てやつは西洋の公園と違って、ゴロゴロしたり、デレデレしている場所がない。
ベンチに座っているか、茶屋で休むしか他の方策がない。
たしかに綺麗だけれど、よそよそしくて、他人行儀で排他的である。
しかし、フィトンチッドは吸い込めるよ。


San Francisco 49ersは三連敗した。