ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

すし、虹

  友達夫婦がちょっとたかいけれど、回転すしじゃないチェーン店の寿司屋に行こうというので佐久平に行った。11時開店の店で、私達4人が一番乗りだった。埼玉から始まった寿司屋だそうで、さすがにいわゆる回転すしのような薄っぺらい小さなすしではない。しかし、酢飯の酢がずいぶん優しくて、赤酢のしっかり効いた寿司で育ってしまったので、これでは物足りない。立派な種が乗っているのは素晴らしいんだけれど、そこだけで私にはなんか物足りない。酢飯だけは「変えてくれ」というわけにはいかない。やっぱりこの手のものは食べ慣れたものが良い。

 温泉は東御の温泉宿・「信州八重原温泉アートヴィレッジ明神館」に出かけた。ここは本来的には宿泊施設で、日帰り温泉として公開している。なんと今どき500円のままである。日帰りの利用は地元の人達が主流のようで、今日も地元のおっさんたちが「お、久しぶりだなぁ、ここに来るほが家で二人の風呂を立てるよか安くねが?」といっているおっさんがいた。あぁ、ひょっとするとそうかも知れないなぁ。
 ここも露天風呂からの浅間連山がとっても良い景色で、眼下に黄色く色が変わってきている田んぼが広がる。露天風呂に入ってしばらくして気がつくと虹が出ている。あっちの方は雨か。雄大な景色でこれまた贅沢だ。

 さて、佐久に出てなにか夕飯を買おうかなぁと走り出すと、車のナヴィゲーションガイドが「ここを右です!」というのに、その角を見逃して先へ行ってしまう。やれやれどうしようかなぁと次の角を右へ曲がると、あれ?この道は何度も通った道だぞ!と行くと、その訳で、「ちゃたまや」の角に出てきた。それじゃしょうがないというので嬉々として店に入る。今日はジェラートの抹茶があった。それと「さくら」と書いてあるジェラートのダブルをいつものようにカップに入れてもらう。これで480円なり。
 「ちゃたまや」は元々たまご屋で今では様々な関連商品を売っている。クッキーから各種卵、終いにはペットの犬用のお菓子まである。この界隈でちゃたま屋を知らない人は多分いない。

 有飯は残り物を総ざらいする。