ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

今日こそは

 昨日の宿には全く落胆であったけれど、いつものパターンでいくと今日はどうにかなるはず。今日の泊まりは皆生温泉である。ようやく旅館が並ぶ景色が見えるところにまでやってきて、今日こそはと期待する目にいやいや立派な雰囲気良好なる建物が飛び込んできただけでなく、正にバスがそっちに向かっていく!やったな、と思うとその目の前でハンドルを切って隣の相当時間が経っていそうな建物の車寄せに入る・・。なんだ、結局これか・・。本当にため息が漏れていた。ロビーにはいるとなんとエレベーターが一台しか見えない。3階だというので、それならと階段を上がる。低い廊下。低いオートロックもされない扉。開けると・・・確かに古い。古いけれど、日本間とベッドがあって結構自由に使えそう。
 とりあえず汗を流したい。温泉は隣の建物で、そこに行くルートはいくつもあり、他のエレベーターを発見。風呂が素晴らしかった!海を見渡しながらちょっと熱めの風呂につかる。これだけでも良いとしよう。食事の場所が広間で、足をたたむ、あるいは胡座をかくことが苦手な私はたいそう困る。見ていると中年から高齢にかけての人たちは皆困っているように見える。特に女性は足を投げ出している人が目につく。椅子の生活は確実に日本人の住生活を変えてしまっているのだと気づく。こうした施設もどんどんこうした変化について行くことを考える必要があるだろう。
 ついに翌朝までに三回風呂にはいる。