ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

食事

 朝:昨日の夕食として準備して貰っていたものを友人と話していて食べなかったので、朝一番においしくいただく。豆腐の煮付け(最近とみにこれが気にいっている)。ジャーマンポテトなめこのみそ汁。
 昼:冷凍してあった焼いた牡蛎薩摩揚げ、春菊を載せた温かい蕎麦。
 夕:帰りに寄ったスーパーで豚肉の薄切りが安かったので、ジンジャー・ポークにする。たまには肉も食べなきゃダメだ、という話を聞いたばかりだったのだ。あり合わせのキャベツとタマネギ、そして買ってきたもやしを炒め、生姜と醤油につけた豚肉を炒め、野菜の上に載せて出す。もりもりと野菜を食べる。肉を炒めていたら連れ合いが、そこにそばつゆを少々かける。「野菜たくさんと一緒に食べるんだから少し味を濃くする」のだそうだ。どうもつれ合いの料理を見ているとあのぞばつゆは実によく使われているのである。スーパーで棚を見ているとうまそうな刺身がいくらもある。このスーパーはとても狭くて歩きにくくて、キャッシャーもきちきちで、なんとも買い物しにくいのだけれど、鮮魚売り場がとても充実している。働いている人たちの中には中国訛りの日本語の人が少なくとも二人はいるのだけれど、とても良いパックが出てくる。それでも、あぁおいしそうだなぁ、食べたいなぁと云う刺身はそれなりの値段がする。だからそうは食べられない。この辺の食材を逡巡しなくても良いくらいに食べられる世の中だったらいいのになぁと、ますますエンゲル係数(こんな言葉今やもう誰も使わないな)が高くなりそうな思いに駆られる。そういえば連れ合いの死んだ親父さんは晩年癌が転移してなかなか思うようには食べられず、三食ともほんの少しの刺身とお湯で割った酒と、あたかもおじやじゃないのかと思うような柔らかく炊いたご飯を食べていたことを想い出した。