久しぶりにプールに行って歩く。そろそろこのメタボリックな身体をどうにかしなくては。周りはみんな真剣に身体を鍛え始めているようだし、これからは意識してやらなくては身体を動かすことがどんどんなくなってきそうである。プールに到着するとえっ！「今日はプールはお休みです」の貼り紙。一体全体何でなんだろう。今月のスケジュール表にはそんなことは書いてなかった。私が日にちを間違えたのか、それとも何か事故が起きたのか。しばし、建物の前で逡巡していると、中からおばさんが三人ばかり出てきて、その貼り紙をはがす。「あぁ、驚いた」と云いながら入るも誰も何も説明してくれない。ロッカーの前までいくと、既に何人もの人が開場を待っている。この人たちはあの貼り紙を見なかったのだろうか。それともそんなことがあるわけはないから無視して入ってきたのだろうか。平均年齢はいやが上にも高い。「あの人、85歳くらいらしいよ」「エェ〜！そんなはずないよ、それじゃ私より上じゃないの」なんていっているんだから、その「私」さんは一体お幾つ？！その代わりその方たちはプールの中が自分の今のような語り合いの場にしてしまうのだ。そんな塊にならないで戴けないものかと毎回思う。お元気この上ないのだ。
