片山虎之助先生はどこか悪いんじゃないだろうか。歩いている雰囲気も良くないし、捨て鉢な雰囲気を感じるんだけれど。ところで野党は参議院の審議に出席するんだそうだ。なんだろうなぁ、作戦としては最低の展開になっているよなぁ。やっぱり衆議院の特別委員会で森山委員長に殺到して、常々ふてぶてしい愛想のないおばさんを一蹴してやれば良かったのになぁ。（あ、共同謀議罪になってしまうぅ〜！）
今日夕方のTBSテレビの「イブニング5」で目黒区議会の政務調査費疑惑について報じていた。この件に関しては毎日新聞が記事にしている。
政務調査費：「抱き枕代など不適正」 目黒区議会に住民監査請求 ／東京
目黒区議に支払われている政務調査費について、議長の「抱き枕」代や公明党区議団の日帰り旅行代など不適正な使用があるとして、同区の市民団体「目黒区オンブズマン」（梅原辰郎代表）が31日、議長に約109万円、公明党区議団に約596万円を区に返還させるよう求める住民監査請求をした。
同団体の調査によると、議長は通常、公用車を使用していながら、調査研究費として福島県や栃木県内の給油所の領収書を添付。事務費として抱き枕（ボディーピロー）を購入していた。
公明党区議団は、広報費として各議員に広報紙発行代として20万〜100万円を分配したが、それぞれの内訳を示す書類がなかった。また、那覇市内のタクシー会社の領収書に「上目黒３丁目〜北新宿」と記されたものがあったという。
梅原代表は「目黒ほど不正使用の著しいものはない」と指摘。11月中にも東京地検へ刑事告発するという。【市川明代】毎日新聞 2006年11月1日
甚だお粗末な内容で、番組中でも公明党議員にインタビューを試みるが、カーナビを買った中島議員、領収書を明らかに作り替えていた川崎議員とも「監査中のことでございますので、現在はお応えができません、はい」とにこにこしながら答え、それ以降何を聞かれても、どんな言葉をかけられようとその言葉の繰り返しである。明らかに会派の中でこれで徹底しようという打ち合わせができていることが明白。政務調査費というのはどこの議会でも設定されているらしく、どこでもこの程度の杜撰さで終始している可能性が高そうである。
目黒区議会議長は宮沢信男氏で自民、当選6回。ボディー・ピローや公用車を利用しながらガソリン代を政務調査費として計上している議長である。TBSテレビが目黒区議会の傍聴席にカメラを持ち込み、独歩の会の増田宣男議員（当選6回）が質問を始めると議長は傍聴席でのカメラ、録音の禁止を宣言。なおかつ動議によって質疑応答中の個人名を削除するというやりたい放題。議会散会後のTBSのカメラのインタビューには全く答える姿勢を見せず（まぁ、見せられないわなぁ）、終いに「ふざけるな」といってしまう。以前にこのボディー・ピローについて本人は「北海道に視察に行った時、腰を痛めて買ったのであり問題が無い」と答えていたんだから、そのまま返答すればよいと思うのだけれども、どうしてそうしないのだろうか。これでは、おかしいです、ばれちゃいましたか、といっているようである。目黒区オンブズマンの梅原辰郎代表は前駆議会議員で4期16年間区議として活動したという。
ところで、旧聞に属するらしいけれど、増田宣男区議（目黒独歩の会）のサイトにこんなことが書かれており、目黒区オンブズマンの梅原辰郎代表と自民党目黒区議団との間にはいろいろありそうである。
自民党目黒区議団（横山 大代表）が平成12年8月、会派に支給された区政調査費を当時会計だった梅原辰郎前区議が不正に使ったとして訴訟を起こしました。しかし梅原前区議は当時の領収書類を全て保管しており、裁判所に証拠として提出したため、負けることを自覚した自民党目黒区議団は急きょ和解案を提示しましたが、梅原前区議は「判決を求める事に意義がある」と一切の和解案を拒否し、平成13年1月15日の判決を待っていました。なんと自民党目黒区議団はその当日になって全ての請求権を放棄するという「請求権放棄書」を東京地裁に提出し、完全敗北しました。つまり、目黒区長選挙に関わる選挙違反の唯一の証人である梅原前区議に裁判所を利用して汚名を着せようと画策した自民党目黒区議団（横山 大代表）は、かえって、選挙違反の事実隠しを図ったことや自民党目黒区議団の区政調査費の使い方が明るみに出てしまったのです。
目黒区議会は定数が36名で、現在欠員が2名で現時点での議員数は34名
