ほぼ足りてまだ欲 その先

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正月といえば

 正月も2日と3日はなんといっても箱根駅伝。何が面白いかというと、東京-横浜間は自分でも歩いたことがあるので、沿道のことが実に手に取るように分かるからである。それにしても大学生のランナーたちが通り過ぎるのはあまりも早いので、自分の知っている景色があっという間に終わってしまうことが大変に残念。大学生諸君がこんなに速く走るのを見ていると、このコースを社会人が走ったらどんなことになるのだろうかと思うと、それもまた走ってみて貰いたいものだなぁと思う。
 私がまだ子どもの頃の正月二日というのは近所の父親の仕事仲間が家族連れで集まっての大宴会であった。8畳の座敷と隣の6畳の茶の間を繋いで、20人以上が酒を酌み交わしていたのを思い出す。子どもたちは廊下や外で走り回っていた。大人たちが酔って手を打ちながら唄っていたのを思い出す。勿論カラオケなんてないから全くのアカペラ(なんて云わないが)。やっぱり最初は民謡だったような気がする。子どもが家庭を持ってからしばらくはそれが集まったものだった。両親が亡くなってみると、正月は本当に静かなものになった。
 もうボロボロのプリンターを騙し、騙し、賀状への返事を印刷する。