今回はロープワークだった。初めて見る人には面白かったのかも知れないが、非常に基本的な結び方をについてはかなり私はやったので、そういう知っている人間にとっては別になんということもない（だけれどももうできないのだが）、というものだったのだけれど、実はこのロープワークは一度教えて貰っただけではなんの役にも立たなくて、何度も何度も自分がやっていかないと絶対に身に付かないという、実地訓練以外に訓練する方法がないというものだ。ここに出てきた木暮さんの本はかつては私も3-4冊持っていた。常にロープは海老結びにしてデイパックの中に入っていた。ひとり舫（もやい）結びは多分今でも素早く終わらせることができるだろう。あの頃は青少年よりも自分が楽しんでいたので、どうやって若者たちに楽しんでもらえばよいのかを考える余裕がなかったような気がする。
