なんと半年ぶりに日曜日の築地に出かける。いつもの手順としては変わっていることが一ヶ所あり、居並ぶ人の中に見たことのない人がいて、そのご無沙汰を恥じるのだけれども、その人は今月から来られた人なのだそうで、ほとんどの人が初めて見た人なのだと知って少しホッとする。今週誕生日の人の名前が読み上げられる中に自分の名前があって、来て良かった。お友達と二人で昼飯をとり、銀座まで歩く。
銀座は相変わらずのビル工事ラッシュであるが、前から「改装工事」と書かれていた明治屋のビルに大きな黒い幕が張ってあり、そこに大きくブルドックの写真。何人もの人がそのブルドックを写真にしている。相変わらずあちこちにビデオで取材しているチームが居る。一番大がかりにインタビューをしていたのが親子連れを狙っているクルーだった。
明治屋のビルの数軒隣にこれまで見なかった白いシートが架けられていて、あれ！どこのビルだろうと思ったら、それが越後屋ビルだ。近寄ってみると解体してビルを建て直すようだ。ということはこのビルの屋上に安置されているお稲荷さんはどうなるのだろうか。ここのビルのお稲荷さんだけはこれまで見たことがない。私有ビルの屋上にあるので、非常に限定的にしか公開されなかったのだ。もし、建て直されたあとに再び安置されるにしても、その工事期間中に、あのお稲荷さんはどこに安置されるのだろうか。
