ほぼ足りてまだ欲 その先

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傲慢 漢検 取り上げるべき

 その後各紙が書くようになって益々腹立たしい世の中知らずの財団法人が浮き彫りになってくる。

■協会は
 協会本部はこの日、約20人の報道陣に「誠意を持って対応していく」など3行のコメントを書いた紙1枚を配布。女性広報担当者が「このコメントがすべて。今後お伝えすることがあればホームページで」と話した。
 今後の対応などについて、大久保昇理事長(73)ら協会トップによる説明を求められても「理事長と副理事長はこのビルにはいない」「理事長と連絡を取れる上司は出張中」「私には分からない」と繰り返すだけだった。(毎日新聞 2009年3月10日21時01分 最終更新3月10日23時37分)

 これを「おちょくっている」といわずしてなんと表現するのが正しいというのだろうか。大久保昇(あっちも確か大久保だったなぁ・・・)の教養のない、傲慢な立ち位置が明確だ。この「女性広報担当者」も可哀相なのか、大久保に毒されてしまっているのか、お恥ずかしい限りだ。
 なにが「お伝えすることがあれば」だってんだ。おまえたちはお伝えしなくてはならないことが幾らでもあるということに気がつくべきだし、文科省はこんな財団法人を存続させるとでもいうのだろうか。

 協会が法人運営の基礎となる財産を記載する「基本財産台帳」や「固定資産台帳」など作成が義務付けられた会計帳簿を作成していなかったことも、協会関係者への取材で分かった。(中國新聞2009/03/11)

 ここまで世の中を舐めきっていたというのは驚くべきことだけれども、それでも何回もの文科省の実地検査をかいくぐってそのままやりたい放題だったというのはあきれ果てる。ほとほと日本のビューロクラシーは形骸化しているということなんだろうなぁ。強いのは一般市民に対する官憲だけか。(漢検だけに・・・)。
漢字検定」というシステムは全く別の組織に肩代わりさせるべきだろう。
 財団法人を解散して、「検定事業」をそのまま大久保ファミリー株式会社にそのまま移行してしまうということができるのだろうか?
 ま、いずれにしてもこれで「今年の漢字」は「恥」に決まったね。