ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

初鰹

 小さかったからだろうけれど、安い鰹を連れ合いが入手。脂がのってはいないのはしょうがないけれど、久しぶりに鰹が夕飯のおかずに。
 私の親は二人とも瀬戸内近辺の出身だったから、わが家では殆ど鰹を食わなかった。あの二人はサワラ、鰤、鯛を至上の魚として考えていたようだ。なにかといえば鰤の照り焼き。田舎から誰かがやってきたら、お土産は阿波踊りの女性が被っているような笠に挟まった鯛の浜焼きだったこと数回だった。親の出身地によって随分違っているのは当たり前だ。
 そういえば様々な魚の卵を甘辛く煮たものをしょっちゅう食卓に載せていたのをおぼえている。時には弁当のおかずにも入っていた。それをほぐしてご飯に混ぜて食べるのが結構好きだった。