ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ねた

「赤とんぼ」三木露風作詞・山田耕筰作曲

夕焼小焼の、赤とんぼ 負われて見たのは、いつの日か
山の畑の、桑(くわ)の実を 小籠(こかご)に摘んだは、まぼろし
十五で姐(ねえ)やは、嫁に行き お里のたよりも、絶えはてた
夕焼小焼の、赤とんぼ とまっているよ、竿(さお)の先
 三拍子 たったの8小節 今時の若者の曲だったらイントロだけで16小節あったりしようというものだ。おんぶされていて赤とんぼを見たのを覚えているというのは凄い、と思ったけれど、私はおんぶされていて米兵からチョコレートを貰ったのを覚えている。それも貰ったのはmilky wayだったことだって覚えているのである。ちょっと、威張ってみた、というのもうちの連れ合いは昔の記憶を殆ど持っていないからである。どうなっているんだろうか。15で嫁にいっちゃうのも凄いけれど、まぁ、昔だからねぇ。しかし、なんで里から便りが来なくなったんだろうか。親も死んでしまって跡取りからは気にかけてもらえなくなるという奴ですかね。そういえばお袋の実家とは年に一度のやりとりはあるけれど、親父の実家とは全く何もなくなったなぁ。あれだけ実家に貢いでいたというのに、世の中代が替わればそんなもんだ。
 そういえば、昨日あたりトンボが一斉に東に向かって飛んでいく。

灯台守」 イギリス民謡 作詞勝 承夫 明治唱歌

こおれる月かげ 空にさえて ま冬の荒波 寄(よ)する小島(おじま)
思えよ灯台 守る人の 尊きやさしき 愛の心
はげしき雨風 北の海に 山なす荒波 たけりくるう
その夜も灯台 守る人の 尊き誠よ 海を照らす
 小学校6年生のはじめに転校した学校でコーラスに組み込まれた。このコーラスは自分から手を挙げてはいるのではなくて、先生から指名されて入ったような気がする。小学生の時から歌の時間は大好きで、教室の前に出て唄うのが得意だった。人一倍声がでかかった。それは今でも変わらなくて、バック・コーラスの時はマイクから離れていろとよくいわれる。PAで調整してくれというけれど、そんな時はそんな状況になかなかならないから自分で調節しろといわれる。
 そんな頃、地元の放送局のそんなイベントにこの曲を唄って出た。ところが残念なことにそろそろ声替わりにさしかかっていた。この曲は高い。今だったらキーを下げてくれというところだけれど、伴奏のピアノは横森正三さんじゃなかったからそうはいかない。上手く出なかった。それで「風邪を引いていて・・・」と言い訳したようないやぁ〜な記憶がある。それで忘れられない。