ほぼ足りてまだ欲 その先

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性犯罪は別だとおもうなぁ

 8月のはじめに日本体育大学の18歳の学生が真夜中に帰宅中の女性を後ろから来て自転車をぶつけてぶった押し、田んぼで性的暴行を加え、ようやく捕まった。未成年だから名前も顔も出ない。卑怯この上ない行為で最初にこの記事を読んだ時に怒りに震えて何も書けなかった。どう考えても人間性を失った行為で、許し難い。
 未成年だからどうせという考えが働いていると思っても良いだろう。こういう奴が報じられると、こんな奴が更正なんてできるわけがないだろうし、被害者の抱え込んだトラウマを考えると許してなるものか、という気持ちがふつふつと湧いて出てとどまるところがない。
 もちろん自分が犯したことの愚劣さに気づくことのできないそんな自分を作り出してきた家庭環境、それを助長したかも知れない生育環境、あるいは身近な社会環境にあったことが遠因になっていたのかも知れないけれど、それにしてもこうしたただ単に卑劣な行為は許し難い。
 表現の自由だということにはなっているけれど、こういう行為を助長するコンテンツ産業(産業というほど立派なものじゃない、恥ずべき産業というべきか)というものはあって、そうした倫理観がどこかに吹っ飛んでしまっている、あるいは未だに身につける機会に恵まれていない人たちが、別段大したことではないという観念を植え付けられてしまう可能性はある。それでも自由なんだ。