ほぼ足りてまだ欲 その先

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年賀状

 子育て真っ最中の人たちは伝えたいことが山ほどあるのがよく分かり、ひとりひとりの子どものことを周りの人たちにできるだけたくさん伝えたいんだ、という気持ちが良く伝わる。
 そんな年賀状を10年も20年も続けていた私と同年配の諸兄の年賀状に段々自分の子どもが登場することも少なくなり、できている人たちは孫の話に移ってくる。しかし、孫がある人たちばかりではないから、今度は現場から離れて見付けた自分の世界を伝え始めている。
 山登りを趣味にしている人たちは主な山には登りに行き、時には海外のトレッキングを楽しんだことも報告してくる。しかし、こっちは行ったことのないところの方が多いのだから、この写真は一体どこなんだろうと考えちゃう。みなさんパソコンで年賀状をお作りになり、インクジェット・プリンターで印刷されるので、画面上ほどはクリアに見えないのだ。
 ひと頃毎年年賀状を下さった人たちの中でここのところ途絶えてしまった方たちが何人かおられて、こっちからお送りすればお返事を下さるだろうことは想像がつくのだけれど、それはなんだか無理強いしているような気がして、遠慮している。
 「規則正しい生活をしている」といってきた彼はどんな生活を送っているのだろう。ひょんなことからその所在が分かった中学二年生の時の同級生が毎年便りをくれていてこれは嬉しい。高校の先生を辞めて医学部に入り直した先生はまだまだ頑張っているらしい。