ほぼ足りてまだ欲 その先

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予算委員会

 午前中は与党の質問だったので、国民新党の下地の質問くらいであとはあんまり波風がない。吉田公一が面白かったくらい。
 翻って午後は自民党谷垣禎一が基本的な部分をねちっこくやった。
 ひとつだけ疑問が浮かんできたのは中国の要人が来たときの天皇訪問について。一ヶ月前までに宮内庁に外務省から申し入れるというルールを外したのは天皇の政治利用という点で問題ではないかという部分。申し入れが例外的な時期であったという事実はある。だけれどもそれでは一ヶ月前までの申し入れだったら天皇の政治利用を排除できるのかといったらそれはどうかという点である。谷垣がいうように天皇の政治利用を排除するシステムは必要ではないのか、必要としたらどんな方法があるべきかという点と今回の例外的な運用との間に関連性がないという点は明確にしておくべきだろう。
 次の自民党の質問者、柴山昌彦は武蔵-東大法-住友不動産(1年)-司法試験合格(32歳)-全国公募で2004年4月の埼玉8区補欠選挙で当選。鳩山由紀夫の秘書芳賀大輔がらみをとっかかりに鳩山由紀夫の政治献金事件を追及。彼はひょっとすると東京地検特捜に行きたかったのかなぁと思わせるような取り調べをしているような案配。
 そのあとは小沢に対する説明責任の追及。ひょっとすると彼の専門は刑事法か?新聞記事を引用をするのはこの件に関しては危ないものがあるぞ。
 自民党の質問者、小里泰弘は父親はもうすっかり忘れていたけれど元労働大臣だった小里貞利。鹿児島県立鶴丸高-慶應大法-野村証券。2005年9月父親の地盤を引き継いで初当選。柴山と全く同じように新聞報道を元に小沢追求。途中から鳩山由紀夫資産追及会となる。じゃ、君の党にまだいるんだと記憶している鳩山邦夫君はどうなの?といいたくなる。政治資金の規正について公明党と足並みを揃えて中途半端にしてきたのは一体誰なのかという話に戻っていってしまう。予算審議をしないの?