ほぼ足りてまだ欲 その先

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どうなってんだ?

 小沢一郎鳩山由紀夫輿石東の会談で鳩山由紀夫は頑として下りないということを主張したと各紙が書いているけれど、こんな情報ってどこから出てくるんだろう。あの東京新聞ですら(私はどうしようもない大手新聞の中で唯一東京新聞だけまだましかとまだ思っている)「会談内容は3氏とも明らかにしていないが、参院幹部らの話を総合すると(2010年6月2日 00時03分)」と書いていてどうも話していた3人は誰もいわないのに、その中身がこぼれてくるという不思議な世界。
 尤も小沢一郎の秘書だった石川知宏の事情聴取の内容だって、ボロボロ出てきちゃって、こんなことを吐いただとか、説明したとかあることないこと書いてきた新聞だから、これだってどこまで本当か分からないけれど、検察と違って意図的に嘘をリークすることはないかもしれない。
 しかし、検察よりももっと危ないのは、自民党よりというか、自民党が創り上げた体制の中でおいしい思いをいくらでもしてきた霞ヶ関官僚よりの表現を、意図的に作りだしていないかという点にあるといって良いだろう。
 ここのところに来て岡本某の言葉に乗った鳩山由紀夫が「あらよっ!」てんでそれまでの主張をひっくり返して、これまでの自民党と殆ど変わらない解釈に陥って支持率をとうとうここまで落としてきたけれど、これは何度もいうように霞ヶ関の思う通りにここまでシナリオが進んできたというわけだろう。
 もう選挙のことしか目の前にない参議院改選組議員のいうことにひとつひとつ対応するべきではないと私は思う。彼等は自分が国会議員としての立場に立つということしか目標にない人生を送るという、正にこれまでの自民党国会議員と同列の価値観に立ったいわゆる「政治や」でしかない。
 今ここで鳩山由紀夫に迫るべきは、なんで自民党と同じ穴の狢にならなくてはならないのかという論旨なのだ。輿石東鳩山由紀夫に迫るべきは、もう一度普天間を考え直そうじゃないか!そうすれば明らかに自民党と決定的に差別化ができ、参議院議員選挙に圧勝だぞ!というものであるべきだ。
 マスコミの要求に応える必要なんてないんだから。