ほぼ足りてまだ欲 その先

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茨城空港

 新設、新開港といっているけれど、あれは結局百里基地の拡張なんだから、普天間の移転受け入れ先として、非常にわかりやすくて、発想しやすいじゃないの。米軍と自衛隊の共同運用はいやだと米軍がいったって、これしかないよというべき。
 開港式典に自民党額賀福志郎君が出席していたのはなんだろうか。もちろん彼の選挙区は茨城2区だったのだけれど、去年の選挙では落選して比例代表北関東で復活当選という単なる野党の代議士にすぎない。であるにもかかわらずあの式典に彼が出席していたのはどういうことなんだろうか。きっと(いやいや、まったくの話単なる推測で、最近の検察のやり方とまるでそっくりだけれど)百里基地の民間共用増築工事についてかなり尽力したんだ、つまり、強引に公共工事を持ち込むことに成功したんだという証明のようなもんだ。マスコミは彼がどのような役割を果たした結果としてあの場にいたんだという点について、どうして報道しないのか?
 彼は先月16日の新空港のエントランス道路となる県道・百里飛行場線の開通式典にも出席し、元防衛庁長官として「自衛隊と民間の共同運用を目指し困難な道をここまで歩んできた。景気は必ず回復する。空港を活用して、さらなる発展を地元にもたらせられれば」と話したと報じられている。(毎日新聞 2010年2月17日 地方版)