ほぼ足りてまだ欲 その先

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唐突で

 ま、わたしのここの書き込みはいつでも唐突で、どれ一つとっても一貫したものはないから今更ではあるけれど、実は部屋を借りるときに連帯保証人が必要なのを知ってびっくりしたことがあった。
 民間の借家、アパートというものに暮らしたことがない訳じゃないんだけれど、初めてのそのケースの時は連れ合いの親が多分なってくれていた。次に借金をしたときは会社から借りちゃったから、最も信頼していたかつての上司がなってくれた。悪いことをしたという思いがある。こんなこと、簡単に引き受けられないだろうに、当時の私はあの人は決して断らないだろうと思ってお願いにいった。足を向けて寝られない。
 息子や娘がひとり暮らしをするときになって初めて知ったのだった。こういう社会で当たり前になっている仕組み、というものを学校で教わった記憶は全くない。敷金なんて概念、そしてそれはどの様に拘束されるのか、なんてことを教えてくれた記憶もない。そういう社会的なインフラともいうべき仕組みを私たちはどこかで習ったのだろうか。社会人になってから、周囲で語られている先輩たちの話を聞くともなしに聴いて覚えたのかも知れないなぁ。そういえば「政治経済」なんていう科目もあったけれどあの科目くらい何を学んだのか記憶にないものはないなぁ。
 昔から「夜逃げ」なんて話を聞いていたけど、じゃあぁいう人たちが家を借りるときのその連帯保証人の人たちは、その後その負債を一切負担したんだということになる訳ね。それじゃ、行方のわからない人がどんどんでてきちゃってもしょうがないのだろう。身を隠さなくちゃね。