昨日は珍しくも新宿三丁目に出掛けたんだけれど、このあたりというものはもう殆ど来たことはなくて、多分3-4年前に来たのが最後だろうと思う。そもそももうみんなでつるんで呑むということが殆どなくなっているのだし、そんなことがあっても新宿は選択肢の中にない。
土曜日の夜だけあって、どんどん店は立て込んできて気がついたら満員の居酒屋だった。今の若い子たちは呑むともの凄く通る声で騒ぐからそのうちに話していることが聞こえなくなるのが普通だけれど、不思議とこの店はそうでない。突拍子もない声を出す奴も確かにいるんだけれど、全体がうるさい訳じゃないのが不思議だった。
昨日のメンバーはとても濃いので話は留まるところを知らない。その場であることに開眼しちゃう奴がいたりするのが嬉しい。そもそも現役じゃなくて、社会に出てちゃんと仕事をした上で大学院に入ってきた連中だから一家言を持っているのは当たり前なんである。
都営新宿線で往復をしたのだけれど、驚くべき事に土曜日の夜だからとは思えないけれど、都営新宿線は23時頃には15分に一本ぐらいしか電車が来ないのである。みんなが走る理由がわかった。私は何もそんな無理して走らなくたって、と思ってフォームに降りていったら、しっかり16分、駅のベンチで本を読むことができた。
