ほぼ足りてまだ欲 その先

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一部!?

 東電は、燃料の一部が破損した影響とし、「絶対値としては大きくなく、大部分は健全」との見方を示した。破損原因は「大震災直後の電源喪失で冷却が不十分だった」と説明した。
 保安院は「燃料がまったく健全とは言えないが、どのくらい損傷しているかも今回の結果では分からない」と指摘。放射性物質に汚染されたがれきなどの影響で、高い値が検出された可能性もあるとみている。(東京新聞2011年4月14日 06時59分)

 4号機は当時点検中だったために反応炉には燃料棒はなく、使用済み核燃料プールに使用済みが1,331本、新燃料が204本格納されていたんだそうだ。
 彼等の発表のポイントは「大部分は健全」ということばに象徴できるのではないかと思えるが、このことばで「大したことなさ」を表現しているつもりだろうけれど、セシウム137が通常値の100倍を超えており、ヨウ素セシウム134は通常は検出されるものではない。
 東電、安全保安院共に彼等の発表ポリシーは真実を悟らせないという一点にあることは指摘しておかなくてはならない。