3.11の大津波で大槌町役場のキーパーソンが亡くなってしまい、副町長が町長の役割を果たしていたのが、任期が切れるそうで、今度は総務部長が代理をして町長選挙を迎えるとテレビのニュースが伝えていた。画面に映っていたのは荒れ果てた建物の中で、パイプ椅子に座って向かい合っている町役員と町会議員達だった。
こうして見ると、なんだか哀れっぽい雰囲気がするけれど、私が思ったのは町議会だけじゃなくて、県議会だって、これくらいのレベルでざっくばらんに金をかけずにやればいいじゃないかということだ。
まるで田舎の茶番劇じゃあるまいし、国会議員みたいなバッジなんて胸につけちゃって、総絨毯張りのご立派な議場で、ふんぞり返る様な椅子に座って国会のおままごとみたいなことをやっている必要なんて全くないじゃないか。そんな椅子にするからいぎたなく寝ていたりする輩がいたりするわけで、パイプ椅子にしておけばお尻が痛くなって寝てなんていられないだろう。1時間ごとに一休みして身体を伸ばしたりすれば良いんだよ。こんなところに金をかけることになんの意味もない。
