ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

トイレ

 欧州では食べ物屋に入るとトイレは必ず使う。そうでないと金を払わないとトイレにも入れない。オーストラリアではおおむね€0.50だ。ハンガリーではこれが150フォリント(約60円くらい)、チェコではこれが10コルナだったり5コルナだったりする。しかし、その国を離れて何日かするとすぐにいくら払ったか忘れてしまう。
 今朝、ホテルを出るときにフロントの旦那に「2ユーロを50セント・コインにしておくれ」と頼んだら不思議そうな顔をする。「トイレ用だよ」というと大笑いしていたんだけれど、彼らは一体どうしているんだろう。
 だからだろうと思うのだけれど、この街はあちこちに立ち小便のあとがあって、臭いのだ。興ざめである。それはウィーンだけじゃなくて、プラハも同じだ。欧州の街ってのはどこもみんなこんなものなんだろうか。尤も日本だってかつてはこんなものだったといわれるかも知れないな。随分昔の人でもう忘れ去られているかも知れないが、中川一郎という国会議員は国会構内の茂みに向かって放尿をして、フライデーされたことがある。


 とこれを書いたら、元ウィーンの住民だった友人から「あれは人間じゃない、犬だ」と指摘をいただいた。
 確かに、ウィーンの街中は犬を連れた人であふれていて、しまいには店を経営している人まで家から犬を連れてきて、犬はショウ・ウィンドウで寝ていて、招き犬と化している店が何軒も見つかる。電車にも、トラムにも連れて乗ってくる。ただし、口輪をしなくてはならない決まりである。
 それにしてもウィーンの街中はしょんべん臭い。これって、欧州全域にわたっているということなのかなぁ。(皆様のご意見をお待ちします。ジャズ・ファンのTさん、ありがとうございました。)