ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

メモ

 丸の内の財閥系の信託銀行にある作業を委託したことがあるのだけれど、何回か重ねたミーティングでの発言をメモにして残してくれと何度もいうのだけれど、全く何も残そうとしない。仕方がないから途中から自分でパソコンを持ち込んでメモにしてきたのだけれど、よく考えたらそれとて向こうの確認を得ていなかったから自分の落ち度もあるというべきだろう。
 実に残念なことにこの作業には親戚が関係していたものだから彼らのメンツを考えて踏み込まなかったことがいけないのだけれど、結果としてその財閥系の思うままにしてやられてしまった。
 彼らのメンツをたてるという意識があったとしても、きちんと言うべきことを言わないままに同意して承認印を押してしまった。これが普通の商取引であったら、実行されない要望を確認するまで次には踏み切ることはなかっただろう。まさに「情けは人のためならず、自分に返ってくる」を実践したようなものだ。こんな甘い状態では騙された格好になったのは仕方がない。それにしてもあれだけの看板をしょっている企業がこんな具合に仕事を進めるとは意外だった。
 相手がどんな相手であろうと、その作業の中にどんな人が加わっていようと、いつものペースを保っていないとこんなことが起きるという学習だったけれど、授業料は決して安くはなかった。