ほぼ足りてまだ欲 その先

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本屋


 今日も銀座に出たついでに教文館日本橋丸善に寄ってきた。教文館ではMacFanの5月号が新iPad特集でこれを入手すると付録がついていた。題して「The new iPad Genius Book」。ずいぶん久しぶりにMacFanを買った。880円。

Mac Fan (マックファン) 2012年 05月号 [雑誌]

Mac Fan (マックファン) 2012年 05月号 [雑誌]


 昨日探そうとした本というのは文庫本で、「銀座」ものの本だったと思い出す。教文館には検索端末がないので、調べようがないし、店員さんに「なんだかわからないけれど、銀座に関する文庫本」というのは嫌だった。でも教文館は「銀座」に関わる本、歌舞伎に関わる本、落語に関わる本といったものはまとめてあるからそこで見つかるだろうと2階へ直行したけれど、銀座の棚では該当するようなものが見つからなかった。
 で、丸善で一階入って左のキャッシャー前にある検索端末に直行して「私の銀座」とインプットしたらむげなく「該当するタイトルの本はありません」と出た。さらばと、「銀座」をキーワードにして新しく刊行されたもの順にソート。あ、見つかった、これだ!じゃ、何でさっきの「私の銀座」ではだめだったんだろうか。

私の銀座 (新潮文庫)

私の銀座 (新潮文庫)

 これは古くからある地域の小さな雑誌「銀座百店」に掲載されたエッセーから選び出したものらしい。一番最初に出ているのは有吉佐和子で、「私の浪費癖」というタイトルである。
最後にこんなことを書いている。

 ところで、銀座の魅力は、何万円、何十万円という毛皮を売る店の隣に、百五十円のイヤリングを売る店が並んでいるということではないだろうか。

 さしずめ今だったらブランドメーカーの白い手袋をしたドアマンが居る店の横にユニクロが並んでいる、とでも表現するべきでしょうか。

 京橋の公園の大島桜が咲いていた。