ネットで様々なSNSなんかを読んでいると、読みたい本が次々に見つかるけれど、そのほとんどは「試し読み」ができたとしても、それがそのまま電子書籍になっているわけではない。でもここまでやっているんだから、この本が電子書籍であるのかもしれないと必死を扱いて探して、やっぱり見つけられないと実にがっかりする。結局、大きなため息とともに、「なんだ、これ!」と悪態をつくことになる。
その代わりに各電子書籍サイトで見つかるのは、実にくだらない漫画や小説や、一体何でこんな企画したんだと思うようなハウツー本の類だ。こうして見ると、世の中には良くこれだけ出版する人がいるものだとほとほと感心するのだけれど、それでもこれが経済向上の一歩なんだろうか。