連れ合いの叔母さん(つまり18年前に既に他界した連れ合いのお袋のお姉さん)が今でも元気で、連れ合いの実家の店で未だにプライスラベル貼りや、商品の包装なんかをやっている。医者で検診をやっても「どこも悪いところはございません」と医者が頭を垂れるというくらいの元気ぶりだ。週に一度はデイサービスに行っているというのだけれど、女性ばかりのところで、自分より年上はいないという。そりゃまぁそうだろう。もうみんないろいろあって、まるで自分より年上みたいな人ばっかだよと豪語している。
本当にどこにもなんにも支障がないのだろうなと思える。ぽつんと「これじゃ百まで生きちまうなぁ」というのだ。誰が見る目も百どころかどこまで行くのか見当がつかない。思わず「おばちゃんは化け物だなぁ」というと「そうさねぇ」と相づちが返ってくる。本当に元気な人は元気なのだ。こっちが先に逝ってしまいそうである。