ほぼ足りてまだ欲 その先

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報告書

 政府の事故調査・検証委員会(委員長・畑村洋太郎東大名誉教授)は23日、最終報告書をとりまとめた。事故の直接的な要因は津波との認識で、国会事故調が指摘した地震の影響には否定的な見方を示した。津波をはじめとした原発内の安全対策、周辺地域の防災対策とも不十分で「東京電力も国も安全神話にとらわれ、危機を身近で起こりうる現実のものと捉えられなくなっていた」と指摘した。(2012年7月23日 14時05分)

 はいはい、頑張って東電擁護に邁進しているというわけ。しかし、誰も中まで立ち入って調べることができないのだから、この際こんな具合に結論づけても大丈夫という確信に満ちているに相違ない。だから、余計にこれから先原発を稼働するのには問題があるわけなのだ。何しろ原因がはっきりつかめていないとみんなが言っていて、だから今稼働させたら何が起きるかわからないのであるからこそ、動かしてはならないのだ。だのに、何が何でもってんで「収束を宣言」しちゃえばいいってんだから、頭悪いを通り越している。つまり彼らは誰に何をいわれても原発を動かすことに意味があるとしているわけで、その「意味」なるものは果たして解明できるのかといったら、それは遙か先のことになるのだろう。つまり、今「平気だ!」「大丈夫!」「問題ない!」といっている連中はその時には誰ひとり生きていない。そんな連中が「責任を取る」ことなぞ、一体できるわけがないのだ。


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