ほぼ足りてまだ欲 その先

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根性なし

 多分朝日は橋下徹の将来にひょっとしたら、という気持ちを持ったのではないのか。彼はこれからどんどん北朝鮮の独裁者と同じようなことをいい始めるに相違ない。そして若者たちだけでなく、ひょっとしたら既成政党を凌駕するような存在になるのではないかと多くの国民が「ある種の期待」を抱いてしまったのではないかという危惧を抱いた。さもなくば、語られているように、裏で何かが起きている可能性がある。
 彼は既に公的存在である。公的存在には「私」という側面は主張することが出来ない。それが許されるのであれば、公的な存在が「私」を優先してしまうことがあっても否定できなくなってしまう。それが許されるのは独裁的存在である。彼はその道を歩み始めている。日本人はそんな道を欲しがっているのだろうか。日本人はろくな学習もせず、ひょっとすると80年周期くらいで同じ轍を踏むことを希望しているのだろうか。
 「そんな大げさなことじゃないよ」という判断が、どんどん突っ走るきっかけになるという事例はこの国の歴史の中には掃いて捨てるほどある。私たちはもう忘れちゃったのか。あの戦争についてだって、もう知ろうとしてはいないのだから、しょうがないのかも知れない。

 朝日はまたここでもはやくも「転向」してしまったのか。